- 11月
- 2024年12月
新型コロナウイルス感染症は第7波と呼ばれる感染拡大の波がなかなか収まらず、周りでも感染している人が増えてきました。特に家庭を持っている人は子供がもらってきて、そのまま一家で感染するということが多いようです。日々、25万人もの人が感染していて、感染力が高いということなので、どんなに感染予防していても防げないこともあります。
幸いにして私はまだ感染していないか、感染していたけれどもまったく無症状だったかで、自覚的にはまったく無縁に過ごしています。人と接触するときにはマスク着用(逆に接触してないときには非着用)、十分な睡眠(7時間以上)、バランスの取れた食事(3食必ず食べる)、適度な運動、という王道の健康維持活動が重要だと思っています。
接触通知アプリCOCOAの通知関連記事がアクセスを集める。
さて、当社ウェブサイトの大半を占めるブログ「トリログ」ではいろいろな記事を掲載していますが、その中でも最近アクセス上位に来ているのがCOCOAアプリの通知に関する記事です。
ものすごく正直に言えば、書いてあることはそんなに特別なことではないのですが、検索から入ってくる人が多いということは、何かしら引っ掛かるところがあるのでしょう。
COCOAアプリはリリース時からiPhoneとAndroid両端末にインストールしてあり、実のところちょこちょこと通知は来ています。しかし、この通知についてどのように対応するかが難しいところです。コロナ禍初期の頃はかなり敏感に反応していて、社内ルールでも思い当たる節があるとか、体調に変化がある場合には濃厚接触に準ずる形で対応するようにしていました。
しかし、今くらいの感染者の多さでいうと、通知はそれなりの回数来てしまい、それぞれ対応していると生活や仕事が成り立たないということになりかねません。特に電車で移動しているときには接触することが多くありますし、カフェなどでも同様です。
特にCOCOAアプリのみの接触通知は範囲が午前9時00分から翌日の午前9時00分までと24時間単位でしかなく、その中でのいつなのかがまったくわかりません。たとえば、上記の通知では8月5日午前9時00から6日午前9時00の間に38分間接触したと書かれていますが、詳細は一切分かりません。
その24時間に会食をしたり濃厚接触にあたるような行動はしていないので、電車かカフェなどでの接触ではないかと思うのですがまったく分かりません。対面でミーティングしていたとしても、マスクをしていたかどうかで警戒レベルが変わるのですが時間がわからないことにはどうしようもありません。
最近、上記のCOCOAログ.jpというサイトがあり、そこで詳細のログを解析してみることにしました。結果を見てみるとCOCOAアプリでの通知にあった38分という時間は、実は累計だったということがわかります。実際に近距離にいたのは13分だったようです。
ここから見て、COCOAアプリの通知だけで何かを判断するのは無意味だと思いました。その上で、このCOCOAログ.jpもCOCOAアプリのみよりは詳細が見られるものの、肝心の時間がわからないので、この13分がいつどのような状況だったのかを特定することができません。たとえば移動中の時間だったとしたら、電車でマスクをして、会話することもなく移動していただけならば、たとえ隣に陽性者がいたとしても特に心配する必要はないと思います。
結論。今のままだったらば、あまり見ても意味がない。
★
話を周りにしたところ、時間を表示してしまうと、相手が特定されてしまうのであえてそういう仕様にしているということでした(ソースがあるわけではないです)。まぁ、そういう側面もあるんだろうなと思いつつ、このCOCOA通知で要らないPCR検査や外来が増えたら困るだろうに、と思ってしまいます。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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